救急医療

救急医療

遠山病院は津市の2次救急の一角を担い、地域に欠かせない急性期の病院として診療にあたっています。三重大学医学部附属病院と他の2次救急輪番病院と連携し、輪番日を中心に24時間体制で救急患者を受け入れています。
毎年1000件以上の救急搬送に対し、初期対応から急を要する脳卒中、心・血管疾患などにも迅速に対応しています。中でも吐下血や急性腹症など腹部救急には伝統的な強みがあります。各診療科の専門医及びコメディカルの連携体制を充実させており、緊急手術や緊急内視鏡処置、緊急透析など24時間体制で対応しています。地域の診療所・クリニックからの急性期治療の依頼にも迅速に対応させて頂きます。

代表的な救急対応疾患

  • 外傷;一般外傷 熱症 虫刺傷 動物咬傷など
  • 脳卒中;脳梗塞 脳出血など
  • 循環器疾患(心・血管疾患);心筋梗塞 狭心症 心不全 不整脈 大動脈解離 動脈瘤 血栓症など
  • 呼吸器疾患;肺炎 気胸など
  • 腹部救急;消化管穿孔、絞扼性腸閉塞、急性虫垂炎、大腸憩室炎、消化管出血、異物誤飲、急性胆嚢炎、総胆管結石、急性化膿性胆管炎、尿路結石、腎盂腎炎など
  • がん救急;化学療法など外来がん治療中の緊急事態
  • その他;めまい、意識障害、熱中症、脱水、痙攣、蕁麻疹など

画像転送システムによる三重大学医学部附属病院救急部との連携

当院では、救急外来におけるCT画像などを迅速に転送し、大学病院での専門医による更なるトリアージが可能です。必要であれば、直ちに3次救急へ救急担送できる体制を維持しています。

救急医療講習

日々、スタッフの救急医療訓練を行っています。