感染症

患者さんへ

感染症とは病原体が体に侵入し、症状が出る病気のことをいいます。病原体は大きさや構造によって細菌、ウィルス、真菌、寄生虫などに分類されます。感染症という言葉からは、結核やヒト免疫不全ウィルス(HIV)感染、新型コロナウィルス感染などを真っ先に思い浮かべる方も多いと思います。しかしながら、広い意味では風邪も感染症ですし、突然の腹痛を来すアニサキス症(寄生虫)なども感染症に入ります。このため、対応する診療科も内科、外科多岐にわたり、どの部位の感染症かによって、対応する医師を振り分けさせて頂きます。

ただし、ヒトからヒトに伝播する感染症には注意が必要です。当院外来には、院内感染を防ぐ目的でゾーニングされた感染コーナーを設けています。発熱・下痢・嘔吐等の症状がある方は玄関入口の受付窓口に事前にお申し出ください。感染コーナーをご案内致します。なお、発熱を主訴とする診察は、院内感染予防のため午後からの予約制とし、原則かかりつけ患者様のみとさせて頂いております(発熱外来)。発熱・下痢・嘔吐等の症状にて、当院受診希望の場合は、できる限り事前にお電話頂き、受診可能かご確認して下さい。

病院内の感染対策においては、各部門が協力し、病院全体として組織化を図り、実践していく必要があります。そのため、当院では感染管理委員会(ICC)と感染対策委員会(ICT)が設置されており、院内での感染拡大防止や薬剤耐性菌の出現予防など感染症を制御するための対策を専門に行うスタッフを確保しています。

インフェクションコントロールドクター(ICD);井上靖浩
感染管理認定看護師(CNIC);岡田尚子

休診・代診 情報

休診・代診情報はありません。

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